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子育てと仕事を両立できる、ユーザベースでの働き方とは

こんにちは、インフラチームの小林です。

僕は、仕事と子育てを両立させながら働くエンジニアです。本当に両立できるのか、今回はユーザベースでの働き方についてご紹介します。

我が家は夫婦共働きで、5歳と2歳の娘がいます。

妻は今年の4月に復職が決まり、次女にも保育園に通ってもらうことになりました。保育園探しは大変で、やっと決まって安心したのもつかの間、1日目から長時間あずかってもらえるわけではないということに気付きました。

保育園に通うことを慣れてもらうための、「慣らし保育」というものがあったのです。

この期間中、次女のお迎え時間はお昼過ぎ。近くに親族もいないし、妻は復職します。さあどうしよう。悩んだ末、「僕が在宅勤務をする」という選択肢を選びました。育児・家事も分担制にして、朝は僕が家事や洗濯、登園準備を担当し、夜は妻にバトンタッチすることにしたのです。

自由と無責任は違う

僕が在宅勤務という選択をするにあたり、強く印象に残っている代表の梅田の言葉があります。

「仕事だけの人生ってつまらないよね。プライベートも大事にして、仕事とプライベートを高次元でバランスさせて、互いが原動力となり両輪がしっかりとまわっていく。そんな状態が理想だし、それを実現させるために起業したんだ。だから、生産性の向上をひたすら追及し、みんなが高いパフォーマンスを発揮することによって世界一休みが多い会社にしたい。」

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もちろん、在宅勤務は休みではありません。会社という場所にとらわれずに働くという選択肢です。だけど、子育てというプライベートを大切にしながら働きたい、そう思ったときに梅田の言葉が背中を押してくれました。

とはいえ、自分が達成すべき仕事にコミットしなければ、在宅勤務で子育てをするという僕の願いはかないません。きちんと責任を果たしたうえで、望みがかなう。個人的には、この順番を間違えてはいけないと肝に銘じ、在宅勤務でも結果を出すことで、周りも前向きに協力してくれると考えました。

チームメンバーに感謝

エンジニアという職業に就いている方は、「いやいや、そうは言っても顔を合わせて仕事をしないと厳しいときもあるでしょ」と思うでしょう。実際、在宅勤務を始めたときは、まさに佳境でした。スケジュールもタイトで、家にいると作業効率も落ちてしまう。

しかも、僕が在宅勤務になることで、他のメンバーにも仕事の引き継ぎが発生。「これは本当にフェアなのだろうか」という疑問があり、正直、在宅勤務を決めたことへの後ろめたさがありました。

その複雑な胸の内を、勇気をもってチームメンバーに話したんです。すると、反対どころか「ぜひ在宅勤務をしてください」と応援してくれて。本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

今後、子育てをするメンバーが増えてきたとき、僕は「大丈夫!僕もそうやってやってきた!」と伝えたい。みんなが胸を張って子育てに向かえるよう、後押しするのが最低限の恩返しだと思っています。

育児と仕事の葛藤

そうして、僕の在宅勤務が始まり、育児と仕事の両立という貴重な経験を積むなかで、改めて「子育て」と「時間通りに働くこと」のバランスをとることの難しさを実感しました。

娘を送り出した後、仕事に集中できたと思えば、あっという間にお迎えの時間。お迎えに行くと、娘は僕の顔を見るなり号泣するので、つきっきりであやさないといけない。やっと寝かしつけたとしても、一緒に寝落ちしてしまうこともしばしば。仕事に集中できる時間が本当に限られてしまったのです。

育児に「時間」という概念が入ると、急に難易度が上がります。朝のバスの時間、お迎えの時間など、いつも会社で仕事をしていること以外に決められた時間があるのは、想像以上に大変です。

それに、子ども相手に無駄を省いて効率的に動こうとすれば痛い目をみます。特に次女は、自我が芽生えてきた時期なので、着替えなどを手伝おうとすると「自分でやりたい」と大泣きし、予想以上に時間がかかってしまう。だから、決まった時間にすべてをこなすためには、相当な余裕を持った行動が必要でした。

こうした経験から、育児をしながら仕事をするには、かなり時間が限られるということが分かりました。子どもたちがいない時間が唯一仕事に集中できる。でもその前後は、まったく時間が取れない。当然、仕事に集中できる時間以外に対応しないといけない仕事もあるので、なかなか大変です。

もちろん、「もっと仕事をしたい」という気持ちはあります。だけど、僕にとって子育ては同じかそれ以上にやりたいこと。最近では、仕事と家族との時間の切り替えをうまくやることで、メリハリをつけながら働けるようになりました。

何より、ワークライフバランスとは、仕事とプライベートの陣取り合戦ではなく、お互いに補完し合うものなのだということが分かったのは収穫です。

ユーザベースという会社は、自分がコミットした仕事を全うし結果を出せば、働く時間も場所も自由です。出社義務もありません。そのような環境だからこそ、仕事とプライベートを高次元でバランスさせて、互いが原動力となり、仕事と育児という両輪をしっかりとまわすことができたのです。

あのとき、僕が在宅勤務をするという選択をして本当によかった。

人生は一度きりです。仕事もプライベートも両立させてこそ、豊かな人生になるのではないかと思います。最初は大変でしたが、学びも多く、毎日出社しているだけではわからない世界も知りました。だから、少しでも興味を持ってくれたなら、ユーザベースに遊びに来て欲しい。ぜひ一緒に働いてみませんか?

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