UZABASE Tech Blog

株式会社ユーザベースの技術チームブログです。 主に週次の持ち回りLTやセミナー・イベント情報について書きます。

クローズドな勉強会 SRE Lounge始動!

はじめまして、SPEEDA SREチームの久保です。

今回当社のSREチームとハートビーツ社が共同で、1/17(水)に他社を巻き込んで、SRE LoungeというクローズドなSRE勉強会を開催したので、シェアしたいと思います。

SREとは?

Site Reliability Engineeringの略で、日本語に訳すと、「サイト信頼性エンジニアリング」です。 簡単に説明しますと、IT Proの記事にありますように、

SREとはコーディングやソフトウエアエンジニアリングによって、ハードウエアを含めたシステム全体の性能や可用性、セキュリティを高める活動全般を指す方法論

を指します。

ユーザベースのSPEEDA SREチームとしては、
従来のようなDevとOpsに役割やプロセスが分かれており、それぞれのエンジニアが各々の役割だけにコミットする状態ではなく、ソフトウェアの設計、開発・構築、デプロイ、運用、改善といったソフトウェアの一連のライフサイクルのすべて(DevとOps全体)に焦点を当て、サイトの信頼性の向上にコミットするために、ソフトウェアエンジニアリングによってプロダクトの改善を行う。

と解釈し、プロダクト全体の改善に日々努めています。

SRE Loungeの開催背景・趣旨

O'ReillyのSRE本にもありますようにSREはGoogleのDevOpsであり、必ずしも各社にとっての最適解ではあるとは限りません。

また、SREチームを持つ企業各社によって、SREとしての取り組みも様々なのが現状です。 SREチームを構成するメンバーのエンジニアとしてのバックグラウンドも会社によって異なります。 ユーザベースのSPEEDA SREチームでは、ソフトウェアエンジニアとインフラエンジニアが1:1ですが、その比率は企業によって様々です。

そのため、既に各地で開催されているような一方向の講座形式の勉強会ではなく、 双方向に取り組みのシェアや課題の共有などができる、双方向のインタラクティブな場が必要と考え、今回SRE Loungeという名前で企画しました。

SRE Loungeのコアコンピタンス

  • 1回の勉強会で複数社のSRE取り組み事例を知ることができる
  • 少人数のクローズドな場にすることで、双方向なコミュニケーションが取りやすいこと(=質問がしやすく、参加者-発表者間で議論ができる場)

勉強会ゴール

  • SRE取り組み事例の共有(情報交換, 発信)
  • SREについて議論し、知見を深める

開催日時

1/17(水)19:00〜で、 ハートビーツ様のラウンジをお借りして開催しました。

ハートビーツ様の会場はとても素敵な場所でした。代表の藤崎さんのこだわりで作られたとのことです。羨ましい! f:id:hir023:20180122104731j:plain f:id:hir023:20180121203821j:plain

参加企業

コンテンツ概要

  1. 各社SRE関連の取り組み事例紹介&質疑応答 (各社20~25分)
  2. 意見交換会、ディスカッション(with ビール・ピザ) (30~40分)

コンテンツ

各社それぞれのSREの取り組み事例を知ることができ、非常に濃い時間でした。 簡単に各社の発表内容をシェアしたいと思います。

ハートビーツ社

  • happoというツールを独自で作成し、自動でNagiosのメトリクスを収集し、かつ自動でメトリクス設定するツールなども開発して監視している。
     参考:heartbeats.jp
  • トイルの削減方法としては、nagiosのアラートをslackに通知し、スレッド単位で対応している。

当日発表資料:https://speakerdeck.com/abnoumaru/sre-lounge-20180117



dely社

  • 障害対応訓練(dely Apollo Program)という、過去に発生した障害と同じ状況を生み出し、インフラエンジニア以外のエンジニアにその復旧作業に取り組んでもらう。復旧作業での作業をすべてメモし、なぜその作業を行ったかをヒアリングし、振り返るプログラムを実施している。

当日発表資料:https://www.slideshare.net/motonobufukao/dely-sre-principles



eureka社

  • AWS環境で、Packer × Ansible × Terraformで、プロビジョニング用のAMIを作成し、そのAMIベースでインスタンスを作成。一度起動したインスタンスには変更を加えない構成にしている。

当日発表資料:https://speakerdeck.com/takuya542/ji-sok-de-nacui-ruo-xing-jian-zhi-topatutimanezimentoshou-fa-falseshao-jie-1



ユーザベース

  • プロジェクトチーム編成方法や開発手法(TDD、DDD、クリーンアーキテクチャなど)を取り入れて、手動運用のオペレーションの自動化など、 SRE内でのソフトウェア開発を行っている事例を紹介。

当日発表資料:https://speakerdeck.com/tkitsunai/software-development-in-uzabase-sre




このような形で、各社発表後のビールを片手にピザを食べながら行ったディスカッションでは、当初21:30で解散の予定が23:00まで続くという盛り上がりを見せ、参加された方の満足度が非常に高い勉強会となりました。

今後のSRE Lounge

今後のSRE Loungeとしては下記のように考えています。

  • SREをテーマで、所属関係なく、横のつながりを生み出すコミュニティを作っていく(SREコミュニティ化)
  • どこか1社が主導してSRE Loungeを企画するというよりも、SREコミュニティ内の各社が主体となって、自律的に分散的に企画されるような形を目指す
  • そして様々な会社のオフィスで開催する

もし興味持ってくださり、参加希望の企業はこちらまでご連絡ください。

最後に

第2回開催の話も挙がりましたので、ぜひ今後も継続して開催していきたいと思います。

f:id:hir023:20180121203940j:plain
集合写真
f:id:hir023:20180121203932j:plain
今回参加したユーザベース SREチームメンバー




仲間募集!!

ユーザベースのSPEEDA SREチームは、No Challenge, No SRE, No SPEEDA を掲げて業務に取り組んでいます。
「挑戦しなければ、SREではないし、SREがなければ、SPEEDAもない」という意識で、日々ユーザベースのMissionである、「経済情報で、世界をかえる」の実現に向けて邁進しています。

少しでも興味を持ってくださった方はこちらまで