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Amazon re:MARS には、日本からはどんな人たちが参加しているの?

こちらの記事は以前にNewsPicks Tech Guideに投稿された記事をインポートしたものです。元の記事はid:jukuin2000によって書かれました。

re:MARS 2日目

Alexa Conversation

Alexa Conversation の発表もあり、 Keynote もたいへん盛り上がりました。Alexa Conversation については、急遽発表になったセッションが明日開催されますので、それにでてから詳細を報告できればと思います。今日は、現地にいた日本人の方々と飲んだので、ついでに、みなさんがどんな目的で参加しているのか少し聞いてみました。

参加メンバー紹介(一部抜粋、順不同)

チャットワーク

チャットワーク

まず最初は、チャットワークの石田さんと足立さん

チャットワークではUXを向上させるために機械学習やAIを使っていこうと考えているとのことで、今回はその知見を得るために来ているそうです。面白かったセッションは Alexa に関連することで、alexa prize についてだそうです。2017, 2018 の Alexa prize の優勝チームの工夫の跡などが聞けたそうです。僕もこっちにでたかったかも!アルゴリズムによる評価と人間による評価にはまだ大きな隔たりがあり、いまはまだ人間による評価を重視したところが良い成績を残せたそうです。

ISID と AMSEC

AMSEC, ISID

お次は、AMSEC の間中さん(左)とISIDの中曽さん(右) AMSEC さんは衛生に関するシステム開発をおこなっていらっしゃるということで、re:MARS の中でも特に Robotics, Space に興味があって来られたとのことです。普段もシリコンバレーでお仕事をされているということでした。セッションについては、実際には宇宙系が少なくて残念とのことでした。Robot Maker についても興味があったのですが、今回のイベントではあまり具体的なところがわからず、少し期待とは違ったようです。

ISID さんは普段からAIに関する仕事も多いとのことでしたが、今回来られている中曽さんはロボットの方をやっていらっしゃる方でした。そのため、興味の対象もRobotics を中心としたものでした。中曽さんは普段は AI, Robotics 領域の研究開発をされています。お客様からの要望で、業務システムの効率化/改善を行う中で、できれば、総務庶務の物理的な作業もロボットに置き換えて行く提案ができればと考えていらっしゃいました。郵便物をみんなに配ってまわるのがロボットになるだけで、だいぶ快適ですよね!わかります。

金融系システムM社

社名もお名前も出せないM社からいらっしゃってる、Hさんと、Yさん 彼らのところも研究開発の段階とのことで、いまは4名でAIチームを運営しているそうです。「AI を何利用していくか?」という根本のところから知見を得て行きたいと考えており、情報収集するために参加していらっしゃいました。今回参加した日本人の中では、唯一 DeepRacer にも本格的に取り組んでいました。あと2日間。入賞できるといいですね!

また、Yさんは情報収集のためもあり、日本人コミュニティを広げることに尽力してくださっておりました。僕が作った、re:MARS のFBグループも、Hさんが人をたくさん連れてきてくれて成り立ったといってもいいです。感謝しています!今日の飲み会は他の方が主催してくださったのですが、多くのメンバーをこのグループで集めることができました。

ABEJA

ABEJA

ABEJA からは中植さんからお話を聞きました。ABEJA は「イノベーションで世界を変える」をビジョンとし、Deep Learningの実装と運用プロセスを効率化するプラットフォームの提供とDeep Learningなどを用いた多用なソリューションを展開しています。そして、AI に関するグローバル戦略を考える上で、世界中のプレイヤーがどういうことを考えているかということに興味を持って参加されたそうです。中植さんも実際にはシンガポールで普段はお仕事をされており、主に東南アジアでのビジネス開発を主戦場としているそうです。今後、北米、ヨーロッパ展開も見据えて、知見を得に来たとのことです。印象に残ったのはやはり Keynote とのことでした。初日も、今日も Keynote はホントに素晴らしかったですね!あと、ロボティクス関係のセッションはかなりよかったようです。僕は今回、ML 系のセッション中心に出ているのですが、あまり盛り上がるものはありませんでした...明日の Alexa Conversation に期待です。

クラスメソッド

クラスメソッドは清野さんからお話をうかがいました。クラスメソッドさんは、いま秋葉原にレジレスのカフェを出されているとのことで、そこで機械学習とオートメーションをもっと導入していきたいとのことでした。また、清野さん自身は Alexa を担当されているとのことで、明日の Alexa Conversation にはかなり期待していらしゃったようです。記事が出るのが楽しみですね!

面白かったセッションは「人身売買されてしまった方をAIを使って追いかける」という話だそうです。すごく興味深いですね。前半は社会的な話をし、後半でそれをどうやって技術で解決するかをかなり具体的にやっていたようです。僕が出てないセッションの中には、結構興味深いものがありますね。

Fusic

最後は Fusic の濱野様。福岡からいらっしゃっているかたで、普段は自社サービスと受託を半々くらいで行っているとのこと。自社サービスは、IoT機器のテストプラットフォームだそうです。AI が使われるのは主に受託のほうだそうで、ここでは紹介でいない非公開の事例がいくつかあるとのことでした。AWS のイベントは re:Invent を含め積極的に参加されているとのことで、今回もその一環でいらっしゃっていました。

NewsPicks

NewsPicks が海外カンファレンスに参加している理由は下記の記事に詳しいのでまだの方はご覧ください。

NewsPicks Tech Guide、始動します。

僕は、現地の生の声を届けたいということで、初日は Keynote のレポートを。今日は、現地に参加してる日本人のメンバーのレポートを書きました。真の現地の声も聞かなくてはと思い、その辺に座っている方にアタックしました。英語は全然聞けないのですが、しゃべるだけならなんとかなりますので。

(以下、余談)

近くに座っている人

現地感を伝えるために、とりあえず近くに座っている人に一緒に写真を撮ってもらうべく突撃

超絶いい人たち

なんか英語上手だね!みたいなこといわれましたが、しゃべるのがなんとかなるだけで、彼らが何を言ってるかはほとんどわかりませんでした。シアトルから来てるんだぜーくらい。Amazon 社員だったようです。LinkedIn も交換したら、昨日の記事にいいねしてくれました。今日は、NewsPicks パーカーを来ていたので、それについても突っ込んでいただきました。一通り、会社の説明をして、Quartz を知らないかたずねて、知らないっていうから、インストールしてもらいました。あとでいいよっていってるのに「Right now!」とかいいながらやってくれる。素敵な体験でした。

明日からはまた、セッションの内容に触れていきたいと思います。

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