
1. コンテストの概要
ユーザベースでは、生成AI技術の実践的活用を促進し、メンバーの創造性と問題解決能力を引き出すことを目指しています。これまで取り組んできたAI活用の成果を可視化する場の一つとして、「生成AIコンテスト2025」を開催しました。

約30組がエントリーした1次審査から、13組が決勝プレゼンテーションへと進出。当日はユーザベースの丸の内オフィスにて、多くのメンバーが応援に駆けつけました。また、代表取締役CEOの稲垣をはじめとする役員陣が審査員としてプレゼンテーションを評価。白熱した時間となりました。

組織レベルへの進化を目指す6つのゴール
本コンテストでは、以下の6つの目的を掲げました。
- 社内での生成AI活用を促進し、革新的なアイデアを引き出す
- 部門横断的な知識共有と協力を促進し、AIリテラシーを向上させる
- 実践的なAI活用スキルを養成し、業務効率化や新たな価値創造につなげる
- 優れた取り組みを表彰し、全社的なAI活用のモチベーションを高める
- 昨年から1年間、ユーザベース全体で横断的に取り組んできたAI活用の成果を可視化する
- 組織全体のAI活用文化と具体的な成果を重視し、個人レベルから組織レベルへの進化を促進する
審査基準
審査では、単なる技術的な巧みさだけでなく、以下のように組織への貢献度や文化形成への寄与も重視しました。
- 技術的チャレンジレベル: AIの特性や機能を正しく理解し、効果的に活用できているか
- チーム貢献: 個人の作業効率化にとどまらず、利用規模・インパクト、利用者数と影響範囲において、どれだけ広く貢献できているか
- 組織のAI活用における文化形成への寄与: この取り組みが、組織全体にAI活用を広める文化づくりにどれだけ貢献したか
- イノベーション: アイデアや着眼点に独創性や斬新さがあるか
- 汎用性: 他の部署やチームでも応用・展開できる仕組みになっているか
- AI活用の価値創出: 業務時間の短縮、コスト削減、成果物の質の向上など、具体的で測定可能な価値を生み出せたか
2. グローバルメンバーも参加し、決勝プレゼンテーションは白熱

12月3日、丸の内オフィスにて決勝プレゼンテーションが開催されました。
13組のファイナリストたちは、それぞれ約10分間のプレゼンテーションで、自身の業務でAIを使って効率化した事例を発表。個人での参加もあれば、部署を跨いだチームでの参加もあり、多様な取り組みが披露されました。

会場には多くのメンバーが応援に駆けつけ、グローバルメンバーのオンラインでの参加もあり、ユーザベース全体でAI活用を推進する熱気に包まれました。審査員からは、それぞれのプレゼンテーションに対して鋭い質問や建設的なフィードバックが飛び交い、会場は白熱した雰囲気に包まれました。 各発表では、業務時間の短縮効果、コスト削減の具体的な数値、他部署への展開可能性など、測定可能な成果が次々と示され、AIの実践的活用が組織全体に広がっている様子が浮き彫りになりました。
3. 結果発表
今回、見事「大賞」を受賞したのは、SPEEDA Analysis Teamの堀籠さんです!

堀籠さんの受賞コメント
「参加者の活用レベルも高く、非常に刺激的なコンテストでした。 今回はAIの真価である「スケール化」に着目し、スプレッドシートとAPI連携によって大量の処理を自動化する仕組みを構築しました。明確なAI活用ルールやツール整備など、アイデアを即座に試せる社内環境があったからこその結果と感じています。この経験を活かし、今後もAIを徹底的に使い倒すことで、業務のあり方やプロダクトの進化に貢献していきたいと思います。」
大賞に加えて、以下の表彰が行われました。すべてのプレゼンテーションが高い水準にあり、審査員は慎重に評価を検討した結果、各賞を決定いたしました。
- 優秀賞(4組)
- 組織としての文化形成賞(2組)
- 奨励賞(6組)
4. 個人から組織へ—AI活用の進化を実感
今回のコンテストを通じて、ユーザベースにおけるAI活用は、個人レベルから組織レベルへと確実に進化していることが明らかになりました。
13組のファイナリストのプレゼンテーションからは、様々な部署や職種でAIが活用されており、その応用範囲の広さと可能性の大きさを確認することができました。そして、受賞者だけでなく、参加したすべてのメンバーの取り組みが、組織全体のAI活用を推進する貴重な資産となります。今回発表された事例は、他のメンバーにとっても参考となるものばかりであり、新たな挑戦のきっかけになることが期待されます。
受賞した各チームの取り組みは、それぞれが組織のAI活用文化を形成する重要な要素です。技術的なチャレンジはもちろん、チーム貢献、文化形成、イノベーション、汎用性、価値創出という多面的な評価基準を設けたことで、AI活用の真の価値について組織全体で考える機会となりました。
審査員からは「想像以上に多様な活用事例があり、組織のAI活用が着実に進んでいることを実感した」「個人の効率化だけでなく、チームや組織全体への貢献を意識した取り組みが多く、今後の展開が楽しみ」といったコメントがありました。 次回の「生成AIコンテスト2026」でも、さらに進化した事例と新たな挑戦が生まれることを期待しています。