SPEEDA QAチームの藤田です。
オフショアでのテスト自動化PJ立ち上げのために11月中旬より1か月間 Framgia Vietnam に来ています。
Framgia さんには、以前からUzabaseの社内システムの開発を依頼していましたが、今回は社内システムだけでなくSPEEDAの自動テストコードを実装いただくべく一緒にベトナムで仕事しております。
せっかくなのでちょっと今までの投稿とは異色ですが、Framgiaさんとのオフショア開発についてまとめようと思います。
今後オフショアを考えてる方には参考になる?とうれしいです。
信頼できるオフショアパートナー ベトナムのFramgiaさん。
「なぜFramgiaさんと一緒に開発するのか?」という理由はいろいろありると思うのですが、
ベトナムという国としての特性とFramgiaさんの会社としての魅力が大きいと感じています。
オフショア開発を進めるポイントとなるベトナムの基本情報。
- 物価、労働コストが日本の3~4分の1
- 平均年齢が若い(27~28才)
- 親日
- IT業種はとても人気がある
- みんなポジティブで明るく、面倒みの良い国民性
Framgiaさんの場合、平均年齢が27才以下らしく、実際に170人くらいの社員みなさんが若くパワーあふれる感じです。
優秀な学生のリクルートには力を入れているとのことで、国費留学で海外で学んだ超エリートもいるとのこと。
Framgiaさんではラボ型開発を推進しています。ラボ型は、契約した期間で担当メンバーを確保することができ優秀なエンジニアを常に確保することができます。
日本と2Hの時差のあるベトナムでは、日本に合わせてみなさん1日は基本的に以下のスケジュールで仕事しています。
稼動時間が同じなので、いつでもオンラインでチャットや会議をできます。
AM 7:45 全社の朝礼
朝は、日本のクライアントに合わせて早いです。
毎日1人ずつモーニングスピーチを英語でし、最後は日本のあいさつの練習を全社で実施。やる気UP!
AM 8:00 チームの朝会
どのチームも、最後は「モー・ハイ・バー わっしょい!」の掛け声で終了。みんな同じ時間に朝会をするので掛け声が社内のそこら中から聞こえます。やる気UP!2回目。
AM 8:10~PM17:00? 開発集中
チームは席が近く、いつでもコミュニケーションはその場ですぐできるのでミーティングが少なく仕事に集中できる時間が長い。
モチベーションやチームビルディングはどこでも大きな課題ですが、ここではそんな悩みないのでは?と思えるくらいにみなさん明るく仲良しで、とても仕事に集中しやすい会社の文化があります。
もちろん技術力UPにも熱心で、チーム対応Hackathon、コードコンテストなどのイベントが企画されていたり、トレーニングルームが用意されておりプロジェクトに携わるメンバーが必要スキルを短期で習得できる体制ができています。
ということで、長期で一緒に仕事をしこれからのオフショア開発の可能性をほぼ毎日感じ、更にベトナムとFramgiaが好きになってしまいました。(暖かいし、食べ物もめっちゃおいしいし。。。)
立上げはやっぱりオンサイト!
私は、春からオフショア開発に参加しましたが、今までを振り返って思うのはやはりコミュニケーションが難しいという部分です。
テスト自動化PJの立ち上げでは、メンバーが自分たちで開発環境をつくり、コードを書いていけるように、
「コンセプトを共有 > 必要最小限のドキュメントを作成 > 実際に一緒にやってみる」を繰り返しました。
その中でよりワークしそうなフローを一緒に相談したり、躓いている部分を共有しました。
割とスムーズに自動テストの実装を依頼できる体制ができたのも、オンサイトだったからこそ。
また、ベトナムでFramgiaメンバーと仕事がしたい!!
自動化を手伝ってくれたFramgiaエンジニア Ngocさん