初めまして、UZABASEインフラチームの小林です。
弊社インフラチームは5名(1名海外留学中)で構成されていて、ざっくり言うと、先進技術検証・導入を主担当とするメンバーと、新規リリース対応・運用改善を主担当にするメンバーの2チームに分かれています。
(実際には、主担当と副担当がそれぞれクロスしているので、満遍なく業務に携わっていますが。)
基本やりたい事を自由に認めてもらえる環境なので、UZABASEに所属しながら海外留学できる環境でもあります。
で、僕はSPEEDAの運用管理を主な生業としてます。
早速なんですが、Hinemos ver 5.0 が5月に出ます!
新機能等の詳細は、
【HinemosWorld2014】A1-1_Hinemos5.0 ロードマップ
を参照していただきたいですが、
なんと機能追加だけでなく、公式キャラクターも出来た模様です。
☆公式キャラクターのモニタちゃん (Hinemos公式Twitterより拝借)
Hinemosを公開してから10周年(ver1は2005年8月に公開されました)という事で、気合入ってますね!!
で、弊社では、SPEEDAの運用でHinemos3.2.1を使用しています。
2010年9月に発表されたので、もうだいぶ古いバージョン使っている事になります。
ちなみに、Hinemosは「verx.x」までをメジャーバージョン、「verx.x.x」までをマイナーバージョンとしているので、
3.2.1 → 5.0 には3つのメジャーバージョンアップが必要になる事になります。
そもそも、Hinemosとは監視管理、ジョブ管理、性能管理を行う機能を備えているOSS製品ですが、 UZABASEでは、ジョブ管理で使用しています。(監視管理はNagiosを使用中)
で、ジョブ監視をする以上は、使用頻度が高いのですが、Hinemos3.2.1では不便な点がちらほら目立ってきました。
Windowsでしか動かない(OS依存)
でもって、Windows8端末だとうまく動かないのが出てきたり、そもそもMacとか使っている開発者も増えてきていて、 今の弊社の環境で不都合が多くなってきました。動作が重い
今使っているHinemos3.2.1はとても重いんです・・・ 最初にジョブ履歴の画面を開くのに数分かかるので、即時障害対応するために常時開きっぱなし、 ジョブを登録・修正する時も数分待つので、ドキドキが止まりません。(ようやく慣れましたが。)
なので、そろそろバージョンアップしたいと思っていて、現在最新版の4.1まで上げるとどうなるか、リリースノートから弊社環境ですごく使えそうな部分だけでも抜粋してみると、
- Hinemos エージェント通信機構の改善(Webサービス化)
- WebサービスAPI完全対応
- 編集ロック
ジョブ定義の編集に排他機構を組み込みました。 - 日跨ぎジョブ対応
日跨ぎで実行されるジョブが動作するようになりました。 - カレンダパターン
祝日のパターンなどを複数のカレンダで共有できるようになりました。 - 大幅な性能改善(3.2→4.0→4.1でそれぞれ性能改善が図られているそうです。)
とこれだけでもすごく期待大です。
じゃあ、わざわざHinemos5にしなくても良いんじゃない?と思ってHinemos5.0 ロードマップのスライドをみてみると、 (以下の画像は上のスライドから抜粋です。)
Webブラウザ対応!!(らしい)
→Windows依存からの開放!!
今まで以上のサクサク動作!(らしい)
→Hinemos開きっぱなしからの開放!!
と、とてもワクワクする文言が踊っています!(当然それ以外にもおもしろそうな機能がたくさんあります。)
これはHinemos5で決まりでしょ!
というわけで、今から発表が待ちどおしいです!!
ただ、いきなり使うと人柱になっちゃったりするのかな?という不安や、現在ジョブ検知機能も一部Nagiosで動いているからそっちの修正するの辛いなぁと思っているのは心の内に秘めておきます。。。
さて、そんなUZABASEを一緒に支えてくれるエンジニアを募集しています!気軽にオフィスに遊びに来てください。
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