はじめに
NewsPicksエンジニアの七五三です。
最近はChatGPTの話題が尽きません。弊社でもChatGPT APIの社内勉強会やブログの執筆が行われ盛り上がりを見せています。
そんな中、ChatGPTを利用したプロダクト改善アイディアの発散や実装事例の作成を目的にNewsPicksプロダクトチームで「ChatGPT開発合宿」が開催されました。
開催から少し日が経ってしまいましたが、本記事で合宿の様子をご紹介します。
スケジュール
3月30日から2日間に渡って開催された開発合宿は以下のスケジュールで進行しました。
1日目
10:00 集合・アイディア出し
オフィスに集まり合宿スタートです。
アイスブレイクののち、アイディア出しを行いました。
プロダクトの新機能や社内の業務改善ツールなど、大小様々なアイディアが創出され、開発合宿では2つのアイディアを実装することにしました。(合宿内で実装した機能は後半で紹介しています。)
12:00 移動
今回の合宿はオフィスと熱海で実施されたため、熱海組は新幹線移動です。
13:30 昼ごはん
熱海駅近くで海鮮丼を食べ、午後からの開発に向けてエネルギーを補給します。
15:00 チェックイン+開発開始
今回はAirbnbで提供されている宿泊施設を利用しました。
チェックイン以降は夕食などを挟みつつもひたすら開発を進めます。
設計に関する議論が交わされ…
オフィスでも並行して開発が行われ…
疎通確認ができると歓声が上がり…
いい疲労感を抱き、1日目を終えました。
2日目
7:00 起床・開発
昼に予定されている成果発表に向けて起床直後から最後の追い込みをし…
10:00 チェックアウト+オフィスへ移動
オフィスへ向かいます。
12:30 成果発表
2日目の昼に予定されていた部会の中で今回の開発合宿の成果発表を行いました。
実装した機能の1つ目は「コメント視点機能」です。
記事にコメントする際の視点を提供し、コメントがしやすくなる機能です。タイトルや本文からコメントする人の立場や職業からどのようなコメントをするのが適しているかを提案してくれます。
2つ目は「辞書機能」です。
ニュースやコメントを読んでいて、難しい単語や知らない言葉に直面したときの「これってどういう意味だ?」をChatGPTが解決してくれる機能です。 やや精度に不安はありますが、情報のインプットを助けてくれます。
開発合宿ではスピード感を重視して実装したため、課題は多く残っていますが、開発合宿終了後もリリースに向けた改善や検証を行なっています。
おわりに
短期間でしたがChatGPTを利用したアイディアの創出や実装事例を作る良い機会になりました。NewsPicksでは今後もプロダクト価値向上、ユーザー体験向上に向けてChatGPTを積極的に利用していきます。
また、今回の開発合宿で実装した機能に関して4月27日に開催される勉強会でLTを行います。ご興味ある方はぜひご参加ください。