既報の通り、恵比寿近辺のスタートアップエンジニアが集まる勉強会「えびスタ!」#2 を開催しました。少し遅れましたが開催レポートをお届けします。
発表資料
第2回となる今回は、「大規模データの料理法」と題してユーザベース、クックパッド、VASILY、エウレカ、はてなのエンジニアが集まり、各社の事例をご紹介しました。発表内容と資料を以下にまとめます。
アドベリフィケーションサービス「BrandSafe はてな」の裏側(株式会社はてな 山家 雄介)
2014年8月に株式会社はてなの初のアドテクノロジープロダクトとしてリリースされた「BrandSafe はてな」について、システムを構成するアーキテクチャや、はてな特有のデータを活用して高精度にブランド毀損サイトを判定するための技術的アプローチ、DSP上で広告インプレッションがあった全URLをベースにした、膨大なアドベリフィケーションリクエストをさばくためのインフラ的な工夫などについてお話をする予定です。
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企業・業界データサービスSPEEDAの複雑怪奇なデータとの格闘(株式会社ユーザベース 北内啓)
急激に増加し続けるSPEEDAの企業データを扱う上での課題や取り組み、今後の展望などについて紹介します。
発表資料
www.slideshare.net
iQONのアプリ内のデータ分析基盤の紹介や分析手法について紹介します(今村雅幸 株式会社VASILY)
iQONのアプリ内のデータ分析基盤の紹介や分析手法について紹介します
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ベンチャーならではRedShiftの低コスト運用(株式会社エウレカ 鉄本環)
pairsではRedShiftを用いてマーケティングデータや、アルゴリズム解析をしていますが、 これを低価格で運用しているTIPSをお話いたします。
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https://speakerdeck.com/tamaki0506/bentiyanaradehafalseredshiftdi-kosutoyun-yongspeakerdeck.com
リアルタイム分析サービス『たべみる』を支える高可用性アーキテクチャ(クックパッド株式会社 井上寛之)
「たべみる」は、クックパッドの検索データをウェブから分析できる法人向けのウェブサービスです。 そのアーキテクチャの特徴としてサービスのバックエンドDBとバッチの両方でRedshiftを使っていることが挙げられます。 今回は、Redshiftの可用性を高めるためのクックパッド独自のアーキテクチャについて紹介します。
発表資料
懇親会はエビスビールとピザ+LT!
懇親会ではピザと、恵比寿スタートアップということでエビスビールをご用意しました。希望者によるLTもとても盛り上がりました。発表いただいた皆さまありがとうございました!
LT:GoWorker調査(大貫)
データ処理を支えるGoWorkerあたりの紹介など
発表資料
(確認中)
LT:E2D3プロジェクトの紹介(株式会社ユーザベース CTO たけうちひでゆき)
Excelで様々なデータ可視化を行えるようになる予定の、E2D3というオープンソースで進めているプロジェクトを紹介します。
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LT:mecab-ipadic-NEologd の効果的な使い方(LINE株式会社 佐藤敏紀)
「mecab-ipadic-NEologd」は 形態素解析エンジン MeCab のシステム辞書である IPA 辞書を拡張するオープンソースな辞書です。大きな特徴は「大量の新語・固有表現を読み仮名付きで採録されていること」と「最低でも月二回(初旬と中旬)、辞書データが更新されること」です。またライセンスは Apache License 2.0 ですので、安心して製品開発や研究にご利用いただけます。今回は「mecab-ipadic-NEologd」を実務で使う際にどうするべきかをお伝えし、使用例のデモをご紹介いたします。
発表資料
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恵比寿スタートアップを盛り上げていきます!
スタートアップを追いかけている週アスPLUSによると、「スタートアップ集積地」として恵比寿が最近盛り上がってきているそうです。
えびスタ!では、恵比寿のスタートアップやエンジニアコミュニティを盛り上げるために今後もイベントを開催してまいります。運営する株式会社ユーザベース・株式会社ニューズピックスにご興味のある方は、以下のWantedlyなどからお気軽にご連絡ください!