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SaaS Product Team 2022年下期キックオフイベントレポート

こんにちは!SaaS Product Team(UzabaseのB2B SaaS事業を開発するチームのこと)のイベントチームの炭谷、田中です。2022年10月にSaaS Product Team全体でキックオフを行いました。今回の記事はそのイベントレポートとなります。

キックオフは毎年上期と下期の初めにリモートで開催しているのですが、今回のキックオフでは新型コロナウイルス対策を考慮しつつオフィスで開催することになりました。

キックオフとは

キックオフは、SaaS Product Teamが上期、下期に全員集まり、テーマを決めて1日、話し合いやワークショップを行うイベントです。話し合うテーマは"今、SaaS Product Teamにとって大切なことは何か"、"認識を合わせたいことは何か"を考えて決定しました。今回の2022年下期のテーマは

SaaS Product Team 全体で 過去を知り、現在を把握して、未来を描く

を掲げ取り組みました。

プログラム1: プロダクト全体の絵を描く

このプログラムでは、システムの構成図をホワイトボードに書いた後に今後のあるべき姿を話し合うことで、今後目指すべき理想の姿を考えるといった内容でした。

ホワイトボードには現状の構成図と課題が書き出され、その課題を解決するためにはどうすれば良いのか?についてチーム間問わず話しました。

普段は別々のチームでそれぞれが開発してるAPIをホワイトボードに書き出すことで各チームがどういった構成で開発してるのか?を見える化できたので、自分の関わるプロダクトだけでなく自分が所属するプロダクト以外のアーキテクチャの理解も深めることができました。

また、各チームがどういったことに悩んでいるのかを知れたので開発組織全体の現状の課題の整理にもなりました。

プログラム2: リアル版テックフォーラム

SaaS Product Teamではリモートで毎週金曜日テックフォーラムという技術発表を行うイベントがあり、このプログラムではそのオフライン版として企画しました。

発表内容は、業務で知ったことだけでなく、個人的に学んだこと、チャレンジしたこと、SaaS Product Teamに共有したいことなど技術、設計に関するものであれば何でも良いというものになっています。

今回、オフラインで多くの人が参加する機会でしたので、この技術発表の枠を拡大して開催しました!発表頂いた内容は下記のようなタイトルです。

  • SREはKubernetesのエコシステムのバージョンアップを放置したことで何を学んだのか?そして何をどう改善したのか?
  • Lispの神秘性と唯一無二性について
  • 複雑な検索クエリをシュッとESクエリに変換できるOSSを作ってみた

他のコンテンツとしては、現在SaaS Product Teamで開発に利用しているツール、開発プロセス、SWEとSREとのコラボレーションの仕方といったところで開発をもっと良くするためにはどうしたら良いか、ここちょっともやっていますという議論を行なったりもしました。

最後にSaaS Product TeamのCTOである林さんから組織のこと、これからのビジョン、問題提起などを行なっていただきました。補足すると、SaaS Product Teamは自己組織化を目指し、トップダウンの意思決定にそのまま従うことを良しとしていません。メンバー全員が共通の認識を持った上で、自分たちで考え、意思決定していくことを大切にしています。そのため、林さんからのメッセージはこうしてください、ではなく僕はこう思いますという形で伝えられます。

プログラム3: CTO稲垣さんと話そう

このプログラムでは、UzabaseのCEOであり今年の4月からCTOも兼務されることになった稲垣さんとコミュニケーションを取るための内容となりました。

まず前半部分では、元々Uzabaseのエンジニアとして働かれていた稲垣さんからSpeedaの開発秘話から SaaS Product Team に対しての想いまで色々な話をしていただきました。

稲垣さんのお話では、稲垣さんから SaaS Product Team に対して想い語っていただき、改めて一緒に良いプロダクトを作っていきたいという気持ちが高まりした!

後半部分では、QAコーナーとして SaaS Product Team から稲垣さんに対して質問が投げられました。

質問の中では、"稲垣さんとBBQ行きたいです!" といったものもあったりとざっくばらんに稲垣さんと話し合える場となりました。

CEO兼CTOの稲垣さんに対してもフラットに質問し話せるのは SaaS Product Team の組織らしさを感じました。

キックオフを開催してみて

通常、下期のキックオフは7月〜8月に行っていました。今回オフラインでの開催をすると意思決定をしたこともあり、コロナの影響によりスケジュールの変更、社屋がちょうど移転されたタイミングだったので準備段階では会場がまだ出来上がっていない、配信機材がプロ仕様、前日準備したと思っていたら当日配線が変わってて涙・・・、会場の椅子が思ったより硬くお尻にダメージを受けたという人が多い、などオフラインだから起きる問題に多く遭遇しました。

ただ、オフラインとオンラインのハイブリッドな働き方を行なっている SaaS Product Team が、オフラインで全員集まる機会はほとんどありません。キックオフを通して、多くのメンバーが集まることができ、ホワイトボードを使った設計や、リアルでのコミュニケーションを楽しめる場を提供できたことは価値があったかと考えています。

SaaS Product Team に興味が出た方へ

SaaS Product Team にはイベントの他、採用、予算などやりたい気持ちがあれば誰でも、色々なことに挑戦し関わることができる文化があります。わたしたちイベントチームもキックオフの開催を通してたくさんの学びと楽しさがありました。もし、エンジニアとしてイベントの企画など色々な業務に関わりたい方、 SaaS Product Team で一緒に働きませんか?

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